血塗られたダイヤモンド
こんばんは。ともです。
こうやって、何か思ったことがあれば
ブログに書きだして、そのとき、その瞬間に思ったことを
忘れないようにします。
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今日、授業で”ブラッド・ダイヤモンド”という
レオナルドディカプリオ主演の映画を観ました。
血や暴力が出てくる映像は苦手なので
本当は観たくなかったのですが
実際に観てみると
すごく考えさせられるものがありました。
ダイヤモンドといえば
キラキラ輝いていて
特別な日に、大切な人にプレゼントするもの。
そのくらい希少価値が高くて
お値段も張るもの。
一生の愛を誓うときに
指輪にちょこっとダイヤを付ける人は
少なくないのではないでしょうか?
でも、じゃあこのダイヤ、
どこから来ているの?
と質問されて
一体どれくらいの人が答えられますか?
最近ではかなり減ってきていますが、
この映画の題材となっているのは
シエラレオネの”紛争ダイヤモンド”です。
ダイヤを密輸して利益を出して
そのお金で武器を輸入します。
そして、内戦が起こります。
消費者は紛争ダイヤモンドなどとは知らず
高いお金を払ってダイヤを買うので
当たり前ですがダイヤの需要は高いのです。
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戦争は本当に残酷なもので
”選挙に行くのは手があるからだ!”
と、一般市民の手や足を切り落とし
何食わぬ顔で人の命を奪います。
成長期真っ盛りの希望に溢れた少年を拉致し
教育ではなく、暴力や薬物を与え
冷酷なキラーへと仕立てていきます。
同じアフリカ人なのに
人を人と見ていない、
少しでも逆らうものは銃殺。
もしくは首つり。
これが本当に人間のすることなのか?
と、終始疑問で仕方ありませんでした。
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何が、人間を変えてしまうのでしょうか?
生まれたときはみんな平等に人間なのに
何がそこまで残酷なことをさせるのでしょうか。
今まで、残酷なニュースや戦争の話しを聞くたびに
何度もこんなことを考えてきました。
でも、答えは未だに出せません。
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世の中、答えが出ないことの方が
圧倒的に多いです。
でも、私の勝手な意見ですが
”戦争をしてはいけない”という
認識だけは、一致していてほしい。
大切な人が引き離されて
まるでおもちゃのように殺されて
人の心に深い傷を残して
国の未来も奪ってしまう戦争は
恐怖と新たな憎しみを生み出し
人々の心に喪失感を残していくだけです。
そして、覚えておいてください。
もしかしたら自分たちが
間接的に戦争に加担してしまっているかも
しれないということも。
ダイヤモンドでなくても
何気なく買っている食べ物、洋服。
それは誰かの犠牲の上に成り立っているものかも
しれません。誰かの死の上に成り立っている
ものかもしれません。
”消費する”ということは
それを”支持する”ということです。
先ほども言いましたが
欲しい!と言っている人(消費者)がいるからこそ
供給が生まれるのです。
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世界には、まだまだ危険な地域がたくさんあります。
もちろん、たくさんの犠牲者もいます。
戦争をなくす、なんて
そんな大きな夢は語れません。
何で戦争が起きるんだろう…
とあなた一人が嘆いたところで
世界は何も変わりません。
でも、日々の消費をちょっと見直すことは
できるのではないでしょうか。
このコーヒー、どこ産だろう、
とか、このチョコレート、
誰が作っているんだろう
とか…。
その国を知るきっかけにもなるし
あなたのお金が、人を殺すことに
使われることも防ぐことができます。
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私は、今日の授業をきっかけに
少しずつ世界のことを知っていく努力をします。
そしてこうやって、作品をきっかけに
世界のことを考える人が増えて
いけばいいなぁと、思っています。